キッチンの大容量のゴミ箱が通路を塞ぐ。
各部屋にゴミ箱がある方が便利?回収の手間がかかる?
逆に家の中のゴミ箱はリビングに一個だけ?それって暮らしやすい?
そんな「ゴミ箱」について、
いつも考えていることをまとめようと思う。
先に申し上げるが、
他人の考え方や価値観を批判・非難するつもりはない。
ゴミ箱についての暮らしのヒントをお伝えできれば、と考えている。
とにもかくにも、キッチンはゴミが多い。
食材の開封後の袋、卵パック、食品トレー、牛乳パック、
ディスポーザーが使えない生ゴミ、などなど。
よくあるスーパーに容器回収、などのリサイクルは、
そこに「注力」できないから、やらない。
6人暮らしの我が家は
すぐに30リットルのゴミ箱は1日で溢れる。
可燃ごみの回収は週に2回。3日間ほどは溜めておくことになる。
だから、ベランダにある可燃ごみ用のゴミ箱に移動する。
夏場などの匂いや虫が気になる時期は生ゴミはディスポーザーを使い冷凍庫に入れる。などの対策をしている。
3日間で45リットル1枚使う。内容はぎゅうぎゅうと多めだ。
これだけゴミが大量に出るが、
それでも狭いキッチンに不釣り合いな大きなゴミ箱を置きたくない。
スペースに合わせたゴミ箱サイズ。だ。
長男の部屋以外、各子供部屋にはゴミ箱がなかった。
というのも必要がなかったから。
長男は早々と独立した子供部屋があり、受験に向けてこもりがちだった。
だからゴミ箱は必要だった。
次男、三男、末っ子の長女、については、
2年前ほどにやっとそれぞれのスペースを作り、そこでやっとゴミ箱を設置した。
2人目3人目の受験の時は?というと次男は自宅よりも塾で学習するタイプだったのでそこで滞在することが比較的少なくゴミ箱が必要がなかった。
その後、自分のスペースを作ることで、そこでくつろいだり、学習したり、と少ないが、ゴミは出る。子どもの生活ペースに合わせてゴミ箱を設置した。
その部屋スペースごとにあるとやはり便利。
ゴミは出るが、置きたくない場所もある。
それは「洗面所」だ。
以前は「あった方が便利だろう」と設置していた時期もあった。
けれど、いつしかそんな自分を疑った。
「本当か?回収するのだって洗面所のゴミは水気を含んでいるのでゴミ箱がすぐに汚れる、ビニールをかぶせるとビニールの数が必要になる。そもそもゴミ箱あった方がいいか?」狭いスペースの問題もあった。
じっとひとり、洗面所に佇んでキョロキョロしていると、近くにゴミ箱があるではないか。
ダイニングのゴミ箱。洗面所のゴミは、ここでいいのかも。
動線でいうと2、3歩。だ。
洗面所のゴミ、具体的には、風呂場・洗面台排水口床や洗面台に落ちた髪の毛、
洗面所床の土汚れなどを拭き取るティッシュなど。
1日一回は出るゴミ、しかも少量だ。
洗面所とを使い終わったあとに、片手で、さっと捨てればいいだけ。
2、3歩なら大したことはない。
各部屋にゴミ箱、とは言ったが、いらないスペースもある。
ゴミ箱あれこれ。
人の暮らし、スペースの問題、動作や動線の改善。
ヒントにしていただければ幸いだ。