heya-koto

BLOG

2018.12.16「こうして欲しい」と「ここまでなら許す」のあいだに

子どもの収納

「クローゼットの中がパンパン」

「本棚がギチギチで取り出しやすくしたい」

「リビングのおもちゃ、すっきり見せるには?」

 

 

よくいただくお悩みです。

そしてお話を伺ってみるとどうやら

 

母(父)の「こうして欲しい」という思いと、子どもの「こうしたい」の思い

 

が違うことに気がつきます。

 

 

引き出しにママが「子どものために買った洋服」は子どもが「着たくない」という事実。

本棚にママが「読んで欲しい伝記」は子どもが「今は読みたくない本」という事実。

リビングのおもちゃは子どもが「もう飽きたおもちゃ」をママが「まだ高かったし遊んで欲しい」という事実。

 

 

おおよそのイニシアチブは大人が握っているが故、

つい大人目線でそこに置いておく、ことが多く見受けられます。

引き出しの中、本棚の中、リビングにも。

大人の“エゴ”入っていませんか?

 

 

 

私自身、大変恥ずかしいのですが

幼稚でワガママなところがあり、子どもの「こうしたい」意見を聞き入れられない時があります。

「それは嫌だ!」と(理屈でなく)感覚で答えてしまうことも多くあります。

なんでも受け止め、聞き入れる、優しいお母さんではありません。

ですが、もともと中身が子ども!なので子どもの気持ちもわからなくもない。

どちらの気持ちもわかっている?はず。です。

(子どもとの言い合いを調整するのが主人の役目だったりする・笑)

 

 

 

大人の「こうして欲しい」と子どもの「こうしたい」のミゾを埋めるには話し合い。これしかありません。

 

主張と許容をバランスよく保つのも、話し合いを繰り返すこと。

 

「ここまで来たらストップをかけよう」

「ここが溢れたら考えよう」

「この中だったら好きなようにさせてやろう」

 

双方で約束をするのです。

そうなると、線引きができるようになります。

 

 

小さなことで、モヤモヤしない日常を送ろう。

 

今年もあとわずかです。

気持ちも整理していきましょう!