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2025.01.18違いわかる?【整理・整頓】片付け5つの用語

 

整理収納アドバイザー2級認定講師の資格を持っている。

 

5年ほど前まで講座開催していた。

過去に120名以上受講生がいる。

リアル講座にわざわざ足を運んでいただけたことに感謝。

 

その後、講師資格を使っての講座開催は

労力とリターンが割に合わなくなり、思い切ってやめた。

今後整理収納アドバイザー2級認定講座を開くことはない。

資格だって使わなければただのゴミだ。

 

 

ただ、現在はこうやって

ブログを毎日書くことに集中している。

話す、書く、

発信方法は違えど、

片付けの発信だけはやめない。

 

 

さて前置きが長くなったが

この講座の他

PTA保護者向け・企業・各種セミナーの“前振り”として

「整理」と「整頓」の違いを受講生に聞く。

それだけ一番最初に伝えたいこと、なのだ。

 

整理、整頓。

同じ言葉、セットのように感じるが

違い、わかるだろうか?

 

 

今日は整理整頓だけでなく

片付けを始めとした

5つの用語の違いをお伝えする。

 

 

 

1 整頓

 

整頓とは(乱れたものを)整えること。

 

 

 

・プリントの端を揃える

・斜めになったボックスを真っ直ぐに並べる

・玄関の散乱した靴を揃える

など。

 

 

 

 

2 片付け

 

使ったものを元の位置に戻すこと。

 

・おもちゃをおもちゃ箱に戻す

・読んだ本を本棚に戻す

・使ったハサミを引き出しに戻す

など

 

 

 

3 掃除

 

掃く、拭く、落ちたゴミをとる、など。

手や掃除道具などを使って空間を清潔にすること。

 

・照明の埃をはたく

・床を雑巾掛けする

・キッチンの油汚れを拭いて落とす

など

 

 

 

4 収納

 

使うものを使いやすく収納すること。

 

ここで大きなポイントは「使うもの」ということ。

使っていないものは

収納を作っても「使っていなければ」意味がない。ということ。

 

・リモコンをリモコンケースに収納する

・お菓子を取っ手付きカゴに収納する

・プリントをファイルに入れボックスに収納する

など

 

 

 

5 整理

 

不必要なものを選び必要なものだけにする。

分類すること。

 

・花瓶の中の枯れた花を取り除く

・仕事のタスクの無駄を省き分類し効率化する

・学習終了から3年経った教科書テキストを処分する

など。

 

それでも

不必要・必要なモノって何?と思うだろう。

 

世の中の全て、あなたの周りにも、必要/不必要がある。

意識し続けると目の前の視界が変わってくるのを実感するはずだ。

 

間違っても

欲しいものと必要なもの、は違う。

不必要なもの=捨てるだけ、でもない。

 

 

必要なものは、あなたや家族にとって、だ。

基準を決めるのは自分自身。

世間が、皆が、というのは、頭の中から捨てていい。

あくまでも主観的な行動、なのだ。

 

 

片付てくれない。

片付けて欲しい。

 

これを主観的と言えるだろうか?

 

 

整理と言うのは「難しい」と思うかもしれない。

しかし

ここができれば、いわゆる片付けの8割がたできた、と言ってもいい。

 

 

 

・・・・・・・

 

以上5つの用語の違いを説明したが

いかがだろうか。

 

これが足りなかった、

ここを伸ばせばいい、という指標ができれば幸いだ。

 

ぜひ参考に。