お正月いかがお過ごしだろうか?
初詣、自宅でゆっくり、実家に帰省など
お正月時間を満喫していることと思う。
さて新年初めのブログ。
実家に帰省されているあなたに贈る。
・実家に帰っても落ち着かない
・義理親との距離感が掴めない
・片付けない親に「片付け」を促したい
悩んでいないだろうか?
実家を出てから25年、これが答えだ。
実家というものは、
たとえ自分の実家であろうが、とにかく居心地が悪い。
親を嫌いになったわけではなく、自分が変わったのだ。
結婚当初ホームシックのように実家に電話をしていた自分だったが
徐々にそれは変わっていった。
話し相手・付き合いが親から主人へ。
そして子どもへシフトシェンジしていく。
つまりは自分の「家庭」を築くようになる。
実家よりも、こっち(自分の家庭)の方が大事。
人間関係の優先順位が変わってくる。
家族は小さな社会でもある。
実家に帰ってもなんだか居心地が悪い。
そうでなければならないのかもしれない。
義理の両親との付き合いに悩んでいないだろうか?
結論から言うと、
義理も実の親もどっちがどっちなど無い。と言いたい。
実家だから落ち着く、というものは無い、と1で申し上げた。
では義理だから、というのも、無い。
義理だって居心地などいいものでは無い。
そもそも居心地など求めていない。
うまい言葉が見つからないが、いちゲストとしての立ち位置だ。
ただのゲストではない。
いつでも手を口を出し、腰も浮かせられる状態だ。
義理の実家は歩いて10分ほどの場所にある。
しょっちゅう義実家へ帰る。昨日も帰った。
義理だからって“猫を被る”時期はとっくに過ぎ去った。
そんなものはすぐにバレる。
素直に生きる。
義両親と接して身についた唯一の心構えだ。
頑固ジジイには「父さんは頑固だなぁ」
と笑いながら言ってもいい。むしろその方が場が和むこともある。
離れて暮らす年老いていく親のことが心配なのは誰しも一緒。
離れているなりに電話を定期的にかける、きょうだいで協力して実家に帰る、
家族で頑張るのもいいだろう。けれど物理的に難しい場合もある。
その時に助けてもらうのは地域やアウトソーシング(外部委託)の力を借りる。
親だって私たち子どものいない時期を長く過ごして「家庭」を築いている。
それなりに子どもに口を出されたく無い、プライドもあるだろう。
・・・・・
片付けの仕事をして
私たち子供世代から「親の家を片付けて欲しい」と依頼があるが
一番大事なのは
親自身が「本当に片付けて欲しい」と望んでいるか?
これに尽きる。
子ども(私たち)がいくら口出して
実家が散らかり放題。掃除もできていない。何を言っても聞かない。
そりゃそうだ。
それまでいくらでも「片付けるチャンス」はあったはずだから。
なぜ片付け掃除しなかったのか?
体力の低下、パートナーの喪失感、今後のもろもろの不安からくるものだってある。
放っておくことも、親を尊重する一つ、だと思う。
それを踏まえて
実家を片付けをしたいと思うのなら
唯一の方法は
「寄り添い」「一緒に」「明るく」片付けること。
これだけだ。
もしこれが難しいと感じれば、金内までご相談いただきたい。