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2024.12.15我慢は損【言いたいことを言える】技術

 

先日、ある飲食店でテイクアウトをした。

会計する際に、あることに気がついた。

 

品物が入ったビニールの袋の外側に

入った商品のタレが付いてしまい汚れている。

 

移動時間、その汚れは歩いているうちに

確実に衣類などにつき、

衣類も汚れるだろう。と想像した。

 

 

言おうかどうか、少し悩んだが、

 

汚れている部分を指を差し、会計の店員に

「ごめんなさいね、ビニールの袋、ここ汚れているので

取り替えてもらっていいですか?」

 

私は少し申し訳なそうな顔でクレームを言った。

 

すると、外国人らしきその店員は

「!」「モウシワケゴザイマセン」

たとたどしい日本語ながら

すかさず新しいビニールに交換し、中身を入れ替えた。

 

店員はその汚れは、私が注意するまで気が付かなかったのだろう。

私はその店員に気が付かせるため、にクレームを言ったわけではない。

単に衣類が汚れることが嫌、だったのだ。

 

その後、私は

「ありがとう」と笑みを浮かべてお礼をした。

そうしたら

店員の彼女もホッとした表情で笑顔になった。

 

なんてことない、日常である。

 

 

言いにくいことを言わなければならない局面、という時がある。

 

それは

「わがまま身勝手」「単なるクレーム」「相手への嫌がらせ」

相手にとってはどう思われるか、

一種の賭け、のようなものであることは

あなたにも経験があるのでお分かりだろう。

 

言わなければ、そのまま終わって何事もなかったように時が過ぎる。

ただ、何も起こらない。変わらない。

 

言わないことで、何も感じない、鈍感な精神を持っていればいいのだが、

言わなかったことで、その後モヤモヤが残ってしまう、

抱え込んでしまう。ということに問題がある。

 

 

例えばあなたが飲食店に入ったとしよう。

注文したチャーハンに髪の毛や虫が入っていたらどうするか?

多くの人は「取り替えてもらう」だろう。

ちなみに、私の夫は「それ(髪の毛/虫)を皿の端に避けて食べ続ける」そうだ。

店員にも何も言わない、そうだ。

信じられないかもしれないが、

そんな図太い人間もこの世の中にはいる。

 

が、大抵は

自分にとって

感覚的にでも「嫌だ」と思ったら店に「伝える」はずだ。

我慢などしない。

 

それなのに、

図太い、とは別に

言わないで我慢する時もある。

 

 

自分さえ我慢すれば問題は起こらない。

自分が言うことで相手に嫌われるのでは?と言うことを止める。

できるだけ波風を立てたくない。

 

年齢や性別は限定はしたくないが

私の周りの同年代50代〜の女性に多くみられるように感じる。

間違っても、我慢強いは美徳ではない。

 

 

それは、相手がお店の店員に、ではなく

主に、職場の人間、友人、意外にも家族、に対して、だったりする。

こんなに頻繁に会う人間に対して『言いたいことも言えない』。

自分もそういう部分があるので否定はできないが、

かなり損をしていると言ってもいいだろう。

 

 

言いたいことを言えるようにするには

まずは、遠くの人間(冒頭で述べた店員など)に言える機会を増やす

すまない気持ちを出し、やってくれた時は感謝の言葉と笑顔を作る。

そんな「作ったこと」「本心のないもの」「軽いもの」でいい。

 

相手の反応を見る。

笑顔を返してくれば大成功だ。

 

あなたの型/パターンが形成されるはずだ。

これが習慣化される。

様々なシーンで波及することは明らか。

 

 

まずは

爽やかにクレームを言えるように目指したい。

何かが変わるはずだ。