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2021.03.26「読みたい本」と「読ませたい本」は違う/すれ違いをなくすために

 

以前開催した小学校の家庭学級講座の最後に

ある保護者の方から質問がありました。

「リビングの一番長く滞在する場所に子供に読ませたい本を置いているのですが、子供が本をなかなか読んでくれません。子供に本を読ませるためには、どうしたら良いですか?」

「子供自身が好きな本はあります。でもそれは私(母)が読ませたくないので別の場所に置いています。」

 

整理収納的には、教科書的には、おそらく

動線もバッチリ。動作も無駄のない戻す位置、に置いているはず、でしょう。

お母さまのお子さんを想うお気持ち、愛情も感じられる収納。かもしれません。

 

何がいけないか?

結論から申し上げます。

子どもが「読みたい本」をそこ(リビングの定位置)に置いているか?

これだけです。

 

読みたくない本(気が進まない本)を置いたって、いくら親から「良い本だから読みなさい」って言われたって。

読まない。断言します。

この場合、小学生のお子さんなので、はっきりとした意思もあります。

もし仮に、イヤイヤ読んでもきっと彼(彼女)の胸に刺さる「読んでよかった」結果にはならない。と思います。

 

本当に本が好きなら、わかるはず。

食事の時間を忘れて、寝る時間を忘れて、やるべきことの時間を忘れて、読みふける。

周りから呆られるほど、読む。

 

読みたい本のジャンルが違っても良いじゃないですか。

好きなことをやっている時間はどんどん吸収して自分の身になってくる。

そこにずっと留まっていることはあまりない思います。

形を変え、成長していく。

漫画だって学ぶことはたくさんあります。

自分がそうでしたが、漫画から活字に行くことは容易い。

それは、日常的に読む時間があったから。そして好きな本、食指の動く本しか読まなかったから。

 

誰の「欲」?

読むことが大事?

読ませることが大事?