
大勢よりも個人の付き合いを大切にする。
元旦、二日、は私たち夫婦それぞれの実家に半日ほど帰省した。
これまでの正月通常モードだったら、
夫や私のきょうだい・親戚一同祖父祖母の家に集まり、
それはそれは、にぎやかなお正月、だった。
最近は、特に今年から、
きょうだいのスケジュールをずらして実家に帰る。
親戚一同集まらず、各家庭ごとに実家に帰るのだ。
私たち夫婦のきょうだい・甥っ子たち(我が子から見ていとこにあたる)は
あえて今回会わないで各家庭単位で実家に帰る。
誤解の無いよう言っておくが、
自分たちの弟妹/甥っ子たち、に会いたくない(仲が悪い)わけではない。
けれども、
子どもの立場を考えると、祖父母に会うタイミングって、ウチはそうそう無い。
ましてやお正月だって帰る子、帰らない子、いるのだ。
(実際に2年近く帰ってない子もいた)
「祖父母と孫のふれあい」って、
意外と無いことに経験上、感覚としてある。
この「各家庭の帰省」案を、
昨年、夫が私に提案した。
最初は意外に思ったが、話を聞いたら納得した。

我が子たちは、生まれた時から離れた地でも祖父母との関わり合いがある。
両親がまだ50代60代の元気なうちは、よく遊園地や公園に連れて行ってもらった。
今回、父から孫にエピソードを話していた。
ああ、なつかしいな。
私も当時の記憶が蘇った。
孫一人一人にそれぞれの思い出があって
祖父母にだって、それはまた同じようにある。
どちらかというと、子供達より父母の方がよく覚えている。
孫と二人、遊園地で子供にギャン泣きされて(誘拐犯に怪しまれるのではと父が)焦ったこと。
父の車で連れて行ったサファリパーク。車の中で子供達が歌い騒いでいたこと。
父との散歩の帰り道に寄った焼肉屋で、気を遣ったのか、子供が一番安い定食を頼んでいたこと。
などなど。
子どもも私も記憶がない事を、年老いた私の父がよく覚えているものだ。
親戚一同/孫勢揃いも、圧巻でワイワイと楽しいのかもしれないが
たくさんの孫がいる状態だと、一人一人その子の存在が「薄れて」しまう。
こんな風に孫と祖父母がサシで
一対一でじっくりと話せる時間というのはかなり久しぶり、いや初めてかもしれない。
結論として
やってよかった、である。
また今後も可能な限り続けたい。
「横」よりも「縦」だ。
自分のきょうだいよりも、子どもと両親(孫とジジババ)とのつながりを優先したい。
時はあっという間に過ぎる。いつ何時どう変わるかなんて誰もわからない。

私にはいとこがいるが、それは「遠くの存在」になっている。
また、自分の弟たちも結婚してからは立派な「家庭人」だ。
大人になればなるほど、自然と離れていくもの。
そこには私が入り込む余地など、1ミリもない。
子供たちとて成長過程で、
祖父母、親とは自然に離れていくものだが。
こればかりは私たち夫婦が
半ば仕向ける形、自己満足になるが
一刻一刻を有意義なものとして
一人一人のお正月を過ごしたい。
そんな強い願いがあるのだ。
おまけ:
実家に帰省中の社会人の長男。
今日は私たち夫婦と長男の3人で、わずかな時間を楽しむ。

子供が多いからこそ、一人一人との会話の時間を作りたい。