リビングなどにある、インターフォン。
結婚して25年目。実家を出てから
長きにわたりインターフォンとの「生活感」と付き合ってきた。
インターフォンは、他に(テレビ)ドアホンとも呼ばれて復旧してきた経緯から、
現在のようにボタン式ではなく、画面がない時代もあった。
ネジネジのコードが付いた受話器式のインターフォンも記憶にある。
実家時代に遡る懐かしのインテリア。覚えているかしら?
最近では、だいぶスマートな姿かたちになったので
THE「生活感」は払拭されつつあるが、
壁に付いている、その目立つ存在を見ていこう。
築18年の我が家のマンションのインターフォン。
2代目。
インターフォンサイズは
H26㎝×W18㎝×D3㎝
これをインテリアとして飾っていく。
大小合わせたフレームを並べる。
そして最大の目的
インターフォンをカモフラージュしたい。
インターフォンとフレームを合わせ、
大きな四角を作る。
大きなフレームの中に、小さなフレームを並べる、というイメージ。
角を合わせ、長方形を作り、大きな四角の中に
フレームを配置する。
大きな額縁を作って一つの作品にする。
IKEAのフレーム。
壁用のピンで留めている。
色味を合わせる。
モノクロなので。フレームは白にしている。
黒は締まって見えるが、壁の色味にはコントラストが強すぎる。
フレームに入れたポストカードは
3枚ともマリメッコのもの。
モノクロの中に、あえて赤の差し色を仕込んだ。
もし家族偉写真などを飾るとしたら、
カラーの色味が多いものよりも
モノクロの方が統一感が出来、かっこいいかもしれない。
色味はシンプルに白、黒、+差し色。3色まで。
ただフレームを飾るだけじゃ、面白みがない。
フレームのガラスと板を外し、中を抜いた。
そうすることで、抜け感と立体感を作った。
抜いたスペースには
雑貨店で見つけた
家族のイニシャルのオブジェ
それと
手の平サイズのフラワーベースをフレームの下部分に置いた。
言っておくが、我が家の家族は
こういう雑貨を飾ることなど、全くと言っていいほど興味がない。
それどころか、むしろこう言ったものを
「邪魔だな」「こんなの無い方がいい」「何とかしてくれ」
直接言われることもある。
それでも…やるのだ。
独りよがりのインテリア計画だということを併せてお伝えする。
イニシャルだって、家族の誰も見ていない。
けれどいいのだ。私さえよければ。がはは。
オブジェは釘で留めている。
穴が開くのが心配?
穴を埋める方法は、パテなどがあればいいが
爪楊枝でこよりにしたティッシュを詰める。
家にあるもので
白い壁には穴を補修できる。
生活感は隠そうとすればするほど、悪目立ちする。
布カバーをかけたりしたりすることは、
住人にとって、使いにくいったらこの上ない。
これじゃ何のためにカモフラージュするのか?
生活感はうまく同居して
馴染ませるのが私は好きだ。
家だって「ギャラリー」になる。
しかも自分の思うがまま、好きなようにしていいのだ。