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2025.04.142025年度【保護者会】の歩きかた

 

 

4月から5月は

部活説明会や授業参観や保護者会などの学校行事で

子どもの学校に出向く事が多くなる。

 

 

かれこれ15.6年ずっと園小中高、と途切れる事なく

学校の保護者会での体験から学んだ事をシェアしたいと思う。

 

 

 

 

1   緊張する自己紹介

 

保護者会で、これからの学校生活はじめ

集まった保護者の面子から

クラスの雰囲気を感じとったり、

担任の先生はどんな人柄か?なども気になる。

 

が、一番緊張するのは

保護者一人一人が話す、自己紹介だろう。

 

自分の番が回ってくると何を話したか覚えていない。

と言うことも過去にはよくあった。

 

15年経過して、保護者会に何度も出向き

保護者一人一人の自己紹介で記憶に残ったエピソードを持つ方、と言うのは、誰1人としていない。

子どもの「最近の家庭での様子」「得意な事」は

正直、帰る道すがら忘れてしまうのだ。

 

それよりも何よりも印象に残るのは

「ああ、このお母さん(お父さん)いい人そうだなぁ」

と言ったイメージだけ。

 

もしかしたら、子どもの事も話したいかも知れないが

ごく普通の手短な一言二言の挨拶。で、充分。

 

ニコニコと「いい雰囲気」をまとっているだけで

それだけで周りの保護者からの好感が持てるのだ。

 

好感度を上げるだけではない。

後々自分が困った時に助けてくれる「味方」を増やすのだ。

実際に子育てや学校生活で困る事は、山ほどある。

 

 

 

 

2   クラスを渡り歩く

 

特に小学生の2人以上のきょうだいが通っている方は

多いだろう。

保護者会で

きょうだいのクラスを「掛け持ち」する。

少ない時間(1時間程を)前半を兄、後半を妹、という風に。

 

他の方が喋っている自己紹介の最中に

見計らったかのように下の子のクラスに行く時間になり、途中退席する

下の子のクラスに行ったは良いが、自己紹介が突然自分に回ってくる。

 

これを避けるために途中退席していた過去もある。

 

それだけ嫌、だったのだ。

しかし、結局自己紹介からは逃げられない。

 

それどころか、

クラスを渡り歩き

しかも慣れない学校で迷子にもなる。

何とも中途半端な気持ちになるのだ。

 

それからと言うものの、渡り歩くのをやめ

年に2回ほどある保護者会では

前期を兄、後期を妹、と割り切って出席するようになった。

 

クラスの雰囲気が知りたい?

面談や参観など、いつでもチャンスはあるのだから。

 

 

 

 

3   一人で出席する

 

友達を誘って参加する方もいるだろうが

1人で行動した方が動きやすい。と思っている。

 

変わっているのかも知れないが、

行事の参加に至っては

始終、誰とも一言も喋らないで帰宅する事も多い。

 

全くママ友がいない訳ではない。

声をかけられる事も少しはある。

 

相手に踏み込み過ぎず、にこやかに挨拶だけ。

これだけで充分だ。

 

ママ友の関係も子どもの成長と共に変わる。

本当に気心が知れた人は

子どもが成長したらママ友ではなく、

一人の友人、として変化する。

立場や役割を超えて、長く付き合えるのだ。

 

付かず離れず。

そんな人間関係が心地よい。

 

グループよりソロを。

 

緊張はするけれど、、

新しい出会いが待っている。