三寒四温
関東では、
まだ肌寒い日や時間帯もあるが
お出かけにぴったりの季節になった。
靴から春を呼んでみよう。
靴を選ぶ、買う、その前に。
今日は下駄箱から溢れる靴。について。
「溢れているのにいつも同じ靴を履いている」
「下駄箱に入れたいのに靴が入らない」
「下駄箱の扉を、開けたいと思わない」
なんてことは、ないだろうか?
片付けの視点から、
下駄箱に溢れた靴をどうしたらいいのか?とお伝えする。
靴を捨てる“基準”を持っておくと
靴を残すか否か、悩むことが少なくなる。
チェックしたいポイントは10項目。
□踵がすり減っている
□中敷が痛んでいる
□つま先に穴が空いている
□サイズが合わない(ブカブカorキツい)
□カビが生えている
□靴自体重く、履く意欲を失う
□ヒールが高すぎる
□今のライフスタイルに似合わない
□あなたを美しく見せない
□招かれたゲストとしてその靴を履いていけるか?
この10箇条をクリアできれば、大体は履いている。または残す靴。だろう。
状態が悪いことや、気持ちが上がらないものを持っていること自体、
いつまで経っても
あなたをいい場所には連れて行ってはくれない。
上記に当てはまる靴は、
捨ててもいい靴、かもしれない。
ちなみにスニーカーはじめ革靴、レインシューズ、靴全般はまるっと可燃ゴミで捨てられる。
できれば三和土には一人一足、サンダルのみ。
それ以外は、収納内に収めたい。
靴を減らしても収納に入りきらない。
下駄箱のサイズがそもそもコンパクトである。
靴が好きすぎて備え付け下駄箱には収まりきれない。
靴とは言ってもスポーツ専用シューズがいくつかある。
などなど。
物量と下駄箱サイズもミスマッチ。
靴として以外に使う用途が下駄箱じゃなくてもいいのかも?というものもある。
その場合、
シューズホルダーを使って2足を1足分のスペースにしてもいいだろう。
追加で靴専用ラックを購入してもいいだろう。
どちらも通販などで購入できる。
他にも、
頻度の低い、冠婚葬祭用の靴、季節もののブーツや、出番待ちのお下がり靴などは廊下収納やクローゼットなどに入れる。
ジムやスポーツで使う専用靴は、ユニフォームや練習着などの近くに収納する。
という方法もある。
その場合、
・靴を干し湿気を飛ばす
・汚れを落として清潔な状態にする
・靴クリームで保護する
収納は引き出し、ボックス、巾着、など。
近くに収納する、ということはバッグに入れる動線が一発で済むので
スムーズかつ、忘れ物防止にもなる。
収納の中は自分の心の状態、だ。
詰め込んでいればキャパオーバー状態、
反対に、三和土には靴がいっぱいだけれども下駄箱の中はスカスカ、
なんてこともある。
ちょうどいい、と思う下駄箱は
靴が8割入っていて、
残り2割はこれから入ってくる予定の靴の予備のスペース。が理想。
通気性もよく、これからのゆとりもある。
収納グッズを駆使した下駄箱よりも、
靴が一つづつ、サッと取れる、のびのびと生かされている収納だ。
さあ、扉は開けても大丈夫だろうか。
いつでも出かけられるように。