昨日クライアント宅での片付けで
『コの字ラック』を2つほど収納内から取り出した。
付け足すのではなく、取り外した。
片付けの現場では
実際こういう収納グッズを駆使するイメージが
あるかと思うが
全くもって、逆だ。
それは収納内の「使いづらさ」を増長させる事もあるから。
便利(と思っていた物)が不便にする。
何とも皮肉な事であろうか。
コの字ラックは
使い方次第で、不便にも便利にもなる。
コの字ラックの使い方と避けたい事例についてに説明する。
例えば食器棚。
7枚セットの重ねたお皿がある。
実際には上の3枚だけ毎日使うが、
残り4枚は下にあるため、いつも使わない。
その時に、コの字ラックをお皿の仕切りとして使う。
4枚と3枚のお皿をコの字ラックで仕切る。
そうすると下にあった「日の目を見なかった」4枚のお皿が
テーブル、表舞台に出る事になるだろう。
取り出しづらい、取り出せなかった食器が取り出せるようになる。
押し入れ内、など。
大きな仕切りの無い空間に
何をどう入れていいのか?悩んでいないだろうか。
布団や大型家電以外の物を収納する際、
伸縮性の大型コの字ラックが使える。
例えばこういったもの
(↑リンク↑ 伸縮整理棚 DCM)
ぽっかりと空いたの空間を分けて使える。
ちなみに昨日のサービスでは
箱に入ったクリスマスツリー、などの長い物を奥上段、
下段には遊ばなくなったブロック類を置いた。
特に押し入れなどの奥行きの深く空間が広いスペースには
こういった仕切る為のコの字ラックが活躍する。
何とかして、収納力も奥行きの空間も使いこなしたい。
そう思う気持ちは私も同じ。
ただ一方でデメリットも存在する。
仕切りの為のコの字ラックがある事で
他の物を入れづらくさせる事がある。
収納力をアップしているようでしていない。のだ。
これでは本末転倒。
1で伝えた、
食器棚だったら、5枚のお皿以外の、
他の様々な形の、焼き魚用皿、丼、お椀、など。
入れたいけど入らない。と言う場面に出くわす。
コの字ラックが幅も奥行きもスペースを邪魔している。
希望通りの食器棚にはなるには?
5枚セットの皿の収納力はアップする。
が、他のお皿や物の収納力までは力を発揮しない。
全体的に使いやすさにはなっていない。
この場合、
コの字ラックを外して、
残りの2枚のお皿を再度整理する事をおすすめする。
3枚、焼き魚用皿、丼、お椀などを入れるため。に。
結論
物量が少ないスペースにして、コの字ラックを使えば
空間が使いやすくなる。が
物量が多いスペースには、コの字ラックを入れると他の物が入りづらくなる事が往々にしてある。
そのため、物量が多い時は、物を整理して見直し
空間にゆとりをもって、コの字ラックを使うとよい。
まずはコの字ラックを購入する前に
物量の見直し、整理する事からおすすめする。
整理すれば、コの字ラックだってきっと活かされるだろう。