受験生にとって、
いよいよ追い込みの時期となってきた。
いかがお過ごしだろうか?
今年は、我が家には受験生はいないが
昨年、2年前、4年前と子どもたちが高校と大学の受験を経験した。
毎年この時期になると(とうに忘れてしまったが)
受験生の親としての記事を書いていたように思える。
受験生のサポート役に徹する親の立場。
今回は
実際に受験生の親経験を積んだ、片づけのプロ視点から
「受験生の環境を整える片付け」についてお伝えしたいと思う。
親としてできること。
子どもが勉強するスペースはどこだろうか?
子供部屋のデスクで学習することが多いお子さんには
もし親から見て「散らかっている」と思っても
親が勝手に片付けてはならない。
特に捨ててはならない。
復習用は机の上、これからのものは棚の上に、塾準備のものは、、と
なにかと子どもなりに「そこに置く理由」があるからだ。
それを勝手に動かしてはこちらからは一見綺麗になっても、
子どもの心は乱れてしまう。
片付けるのは受験が終わってから。
子供部屋とは反対に
皆が集まるリビングダイニングは片付ける。
子どもがリビングで学習するケース。
・リビングダイニングに学習机がある場合
1と同じように机の上、学習用品があるスペースだけは片付けない。
もしそのスペースがない場合
一角、例えばダイニングカウンターの上のスペース一部を作ってもいい。
子どものためにスペースを作る、空ける、片付ける。
・ダイニングテーブルで学習をする場合
テーブルの上は子どもが常にテキストを広げられる状態に。
子どものためにスペースを作る。
当たり前のことだが
学習中は
・テレビや大きな物音を立てないようにする
・他の家族は騒がないようにする
・「いつも通り」に過ごす
とはいえ、小さい弟妹がいて騒がしいケースだってあるだろう。
その場合は“避難所”を用意する。
近所の
公民館、図書館、塾の自習室など。
いくつかの選択肢があると安心だ。
時期も時期なので、子どもの環境を変えない。変えようとしなくていい。
唯一、片付けていい場所は家族共用スペース(特にテーブル)と、
子どもに用意するスペースのみ。
家族にも協力してもらおう。
4人の子どもを育て、うち3人は受験経験がある子に対して
母の失敗や反省があるのでシェアしたい。
模試の結果や学習のことについては
子どもの口から話さない限り、
こちらから聞くべきではない。と思っている。
本人が一番わかっているから、だ。
そんなこと聞いたって結果が変わるわけではない。
子どもは何も言わなくても、色々頭の中で考えているはずだ。
できる限り、そっとしてあげたい。
その代わりと言ってはなんだが、
学習中に何も言葉をかけず、
温かい飲み物や軽食を机に置くくらいはしたい。
子どもとの受験日程スケジュールの調整や相談、
現地までの交通の下見、当日のカイロや食事準備など
2浪経験の主人は受験の相談役として、家での存在は大きい。
サポート役として
子どもの環境を最大限に引き出せるよう、私からも全力で応援する。