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2024.12.26理想の形は?【食器棚】3つの選び方

 

 

先日、キッチンの整理収納をしている際、

「食器棚を買い替えたいと思って」

「どんな形がいいですか」

とクライアントから質問を受けた。

 

すでにフルオープンタイプのラックを新たに購入したが

「本当にこれでいいのか」とも。

 

食器棚の正解はないが

 

収納棚と言ってもオープン棚、引き出し、扉ありorなし、など

キッチンの使い勝手や

メリットデメリットを話し合い、着地点を見つけた。

 

今日はキッチンの食器棚について

選びかたのヒントをお伝えする。

 

 

 

1 オープン棚のメリットデメリット

上から下までの棚で扉のないタイプ。

 

 

メリット:

中身が見えるので収納内のものが取り出しやすい

 

デメリット:

オープンであるがゆえに埃や油はねがつきやすい

 

 

 

 

2 引き出しのメリットデメリット

 

主に腰高から下にかけての引き出し。

目線が届かないことから、腰高から上の部分で引き出し、と言うものは既製品ではない。

 

 

メリット:

引き出すことで奥のものも取り出せる

 

デメリット:

引き出す、と言うひと手間が発生する

 

 

 

3 で、どっちがいいの?

 

金内が考える、理想の食器棚のタイプは

 

上段〜腰高までは棚タイプ。

腰高〜足元までは引き出しタイプ。

 

 

 

2つに使い勝手が分かれる、という物がいいと思う。

さらに扉があると汚れがつきにくいので

多少開閉の手間があるかもしれないが、棚部分は扉付きがいい。

 

 

その理由は

とにかくキッチンは汚れとの戦い、だからである。

 

 

全てオープン棚にしてしまうと

油はねや埃が棚の中に入りこみ、掃除が面倒になる。

 

もしオープン棚であるならば、

中はアイテム数を減らしメンテナンスにかける手間を省きたい。

棚であっても扉をつけて掃除の手間を少なくしたいのもその理由だ。

さらに引き出しを選んだのもまた同じ理由からだ。

 

掃除が苦でないとすればオープン棚でもいいだろう。

が、掃除のことを考えると

全て隠れていたほうが中のメンテナンスがしやすい。

 

また引き出しは、しゃがまないで中のものを取り出せる、というメリットもある。

これが棚だったら下にある食器を取り出す際、しゃがんで中を見て取り出さなければならない。

 

 

 

特にキッチンでは衛生面を重視したい。

埃がかかった食器を使いたくはない。

 

 

と、

ここまで書いてきて、「オープン棚のいいところはないのか?」

と聞かれれば、そんなこともないのだ。

 

オープン棚のメリットは

取り出しやすさ、しまいやすさ。

 

なので

掃除などよりも

効率を重視したい人にはもってこいだ。

他には引き出しと比べ、湿気がこもりにくいので

湿度が気になる家にはいいだろう。

 

 

どちらでも正解にしたいが、

どちらかというと、で選んだ。

 

 

どちらがやりたくないか?で選んでみてもいい。

掃除をしたくないから、隠れる収納。

取り出しにくいのは嫌だから、オープンタイプ収納。など。

 

参考にしていただければ幸いだ。