ニットが縮んだ。
詳しく言えば、徐々に洗濯のたびに縮んでいたようだ。
縮むことを考え、いつもニットに至っては
普段のMサイズのところLサイズを購入している。
先日、ようやく体に張り付くニットに気がついた。
あーあ。またやっちまった。
過去に数え切れないほど出くわした、
誰も着られない固くてゴワゴワした小さなニット。
原因はわかっている。
洗濯機にニットを入れてフツーに回したから、だ。
そりゃ縮む。
とは言え
表示通りにぬるま湯、エマールも入れて、きちんと洗濯していたこともある。
が、実際には縮むこともよくある。
そういう意味では、ユニクロのニットはすごい。
どのニットも
表示無視して(してるんかい!)洗濯機でガンガン洗っても全く縮まない。
まるでTシャツを洗っているみたいに。しかも丈夫だし。
話は逸れてしまったが
縮んでしまったニット、あなたはどうしているだろうか?
いつもは諦めて捨てることが多い。
でも今回は諦めない。
だってまだ3回しか着ていないんだもの。
ネットで
シリコン入りのヘアリンス(トリートメント)、
柔軟剤、
スチームアイロンを使い縮んだニットを修復する方法を
YouTubeなどを参考に実践してみた。
🧶🧶🧶
洗濯のお兄さん/しゅんぺい
🧶🧶🧶
ありがとう、しゅんぺいさん。
完コピはしなかった。
タオルを入れる、とか、平干しする、とか。
だから修復レベル、ではないが
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ピタピタだったニットが、少し緩くなった。
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自宅での修復方法もあるが
クリーニング店に持ち込めばニットを直すサービスもあるそうだ。
何度も同じことをしているので反省もしているのだが
もういい加減に
お気に入りのニットは『クリーニング』出すべし!
せこい考えで家で洗うんでない!
と自分につっこむ。
結局クリーニング店に持ち込む羽目になる。
これまで一度着たニットは必ず洗っていた。
その方が『清潔を保てる』から。
しかし毎回洗う必要ってあるのか?
この考えを定着したのが
📕📕📕
服を買うなら、捨てなさい
地曳いく子 著
宝島社
p39・・・・・・・・
ファッション業界に起こった変化
私の仕事場であるファッションの世界でも、最近はみんな、同じ服をよく繰り返して着ています。昔より服の価格が高くなったこともあって、「服を少なくしていいものを選ぶ」という傾向が強まってきたのでしょう。ある意味、これ自体がトレンドです。
年数回の展示会シーズンのとき、私はおしゃれライバルのスタイリストと毎日のように顔を合わせていたのですが、彼女はそのうち週3回同じセーターを着ていました。
実はそのセーター私も狙っていたのですが、かなり高かったので買うのをためらったものだったのです。でも、たとえ値段は高くても、これくらいしょっちゅう切梅だけの話。決してもったいなくはありませんでした。
(中略)
おしゃれとは、決して「毎日違う服を着る」ということではありません。
「また同じ服だと思われる」というプレッシャーから、本当におしゃれな人はすでに解き放たれています。
・・・本文より抜粋・・・・・
この一文を読んで、まさに「目から鱗が落ちた」瞬間だった。
私のニットは、高いニットでも、おしゃれなセーターでもなんでもないのだが、
そうか!ニットは毎日とっかえひっかえしなくていいのだ。
ってことは毎日洗わなくてもいいんだ。と。
毎日洗わないからの解放。
でも自宅で洗いたいニットはユニクロにする。
少し変化を楽しみたいニットはクリーニングに持っていく。
それでいいのだ。
それでも気が抜けて
また洗濯機にニットを間違えて入れてしまいそうな自分が怖い。
どうやら、問題はニット自体ではなく、自分にあるらしい。