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2024.09.02手始めに【収納グッズ】は買ってはいけない

 

お客様、片付けが苦手な方から

「どんな収納グッズを買っていいのかわからない」から

「片付けの一歩が踏み出せない」というご相談を受けることがあります。

 

サイズも多種多様、デザインや色、どんな場所にどんなものを入れていいのか?

収納グッズや引き出しなどの簞笥、収納全般を選ぶこと自体があなたのハードルとなって、片付けのやる気を削いでしまう、ということ、ないでしょうか。

 

結論から申し上げます。

「最初に収納グッズは買ってはダメ」です。

 

 

なぜかというと

片付け、整理収納、をすると

必ず「いらないもの」「不要なもの」いわゆる「ゴミ」が出ます。

 

ゴミ袋にゴミ/不要なもの、を入れるわけですが、

それだけではありません。

不要なものを入れていたボックス自体、も余ってくるわけ、です。

実際にどのお宅でも文字通り、必ずや山のようにボックスが余ります。

嘘みたいだけれど、本当です。

 

そのボックス、どうする?

ゴミとして捨てるのも一案でしょう。

 

ちょっと前に執筆した、捨てられない記事の回でもお伝えしましたが

「何かまとめる際の収納に使える」と一旦捨てずに置いておくことがあります。

 

では収納グッズを買わない、とするならば

 

手始めに何をするのか?

 

「部屋にあるもの、全て分類せよ!」です。

 

今あるものを全て手に取り、一つづつ「いる」「いらない」を確認していく

、、ではなく、

カテゴリー別に分類。です。

 

本、書類、衣類、タオル、文房具、衛生用品(コスメも含む)、掃除用品、キッチン用品、オーディオ関係、

ざっとこんな感じでしょうか。

 

できそうですか?

 

例えば、

電池→オーディオ関係

箱に入った頂き物の鍋→キッチン用品

爪切り→衛生用品

という具合に。

 

この分類ができれば、7割がた片付けは終わったと言ってもいいでしょう。

あとはそこから「いる」「いらない」を考えていけばいいわけです。

 

いるいらないは個人の判断なのでお任せしますが

この最初のカテゴリー別分類すること。

実はとても重要です。

 

よくセミナー登壇の際にお伝えすることですが

スーパーに行けば「どこに何があるのか?」分かりますよね。

それはたとえ地方の初めて行くスーパーだって同じこと。

理由は簡単です。

 

カテゴリー別に分類されているから

誰でも分かりやすく買い物できる。

 

外回りに歩くと

例えば

野菜→大豆製品→漬物→練り物→魚→肉→飲料→乳製品→惣菜→パンなど。

 

内側の棚では

例えば

掃除用品、キッチン用品、衛生用品、乾物、粉、缶詰、調味料、麺類、お茶、

などが陳列されています。

 

動線もわれわれ消費者が買い物しやすいように計算され尽くして、

さらに天井や棚に商品ラベルが貼っていて、誰が見ても迷わないようになっている。

毎日のようにスーパーに行っては、感動(!)しているのです。

 

分けるは、わかる。

本人家族が「分かりやすい」これが一番大事。

 

収納グッズは

カテゴリー別にまとめるために必要、ということがお分かりになったでしょうか?

そう、最後の最後の出番なのです。

 

 

だから、収納グッズは買わなくていい。

大事なことは、そこ、じゃないから。