最近は地震や台風の影響で
防災の危機管理意識が高まり
備蓄品の買い物をされているかたも多いことでしょう。
片付けの現場で
備蓄についての「勝手に」お悩みランキング。
1位 備蓄があちこちに点在している
2位 食糧がたくさんありゴチャついている
3位 段ボールなど床直置きで通路を塞いでいる
という結果になりました〜。
【1 食糧は「ローリングストック」でいつも通りに】
食糧がたくさんありすぎてごちゃついている(2位)
個人的には「災害の時こそ、いつも食べているもの」がいい。
ここ何年か備蓄用の食糧を食して感じたこと。
パニックになっている時に、いつもと違うこと味を含め、をするのはさらにパニックになりそう。食事は特にできるだけ「いつも通り」がいい。食糧がない時はお菓子でもいい。
ローリングストックをご存知でしょうか?
いつも買っている食材を多めに買い足して、消費していくという備蓄の考え方です。
広いパントリーがあればいいのですが、キッチンでは収納が追いつかない。
消費が追いつくような量にして収納するのも一案ですが、
水は特に山積みの段ボールが所狭しと床を占領していませんか?
水、他には缶詰・レトルト食品などの「備蓄用」としてあえて購入している人は次の章でお伝えします。
【2 管理するため「備蓄コーナー」を作る】
お客様宅での片付けの現場から、の1位。と3位。
備蓄があちこちに点在していること(1位)
床に直置きしていて通路を塞いでいること(3位)
これじゃ、いざという時に探せない、探しても見つからない。
床に置いているのはいいけれど、地震があった時に荷物が崩れ倒れてきたら、、本末転倒。
一箇所にまとめましょう。
備蓄を入れる収納ケース、などそういったものは後回しでもいい。
【1】でお伝えした、水、食糧も同じ場所に。
日常的に使うもので防災用として使うもの、
例えば、ラップ、ウエットティッシュ、ゴミ袋なども分けてこちらに。
ですが、日常カセットコンロを使う我が家では、ガスと一緒にキッチン吊り戸棚に収納しています。柔軟に考えていただければ、と思います。
おすすめの場所は、空間が広く、多少使いづらい場所でもいい、比較的低い場所。
例えば、押し入れ下段一角、クローゼット奥コーナー、玄関収納の棚の一角。
食糧は常に手前に置いて期限を確認できるように。間違っても奥に追いやらないこと。
アイテムだけでなく、量も把握でき、一石二鳥です。
そして段ボールを通路には置かない。と覚悟を決める。できそう?
まとめることがいかに大事か?
次の章でお伝えします。
【3 「家族全員が把握」していなければ意味がない】
働いているお母さん・お父さんに代わって、留守番をする子供。
家事を全くしない夫が妻にいつも「〇〇どこにある?」とモノの居場所を聞いてくる。
買い物が好きで備蓄もたくさんあるけれど、点在しているから、いざという時にない。
ということも大いに考えられるから。
できるだけ、一箇所にまとめましょう。
その理由は「わかりやすい」この一点です。
遠隔地からでも「押入れの右側下段にまとめて置いてあるよ」
電話で一発で伝わります。
そのために、片付けをする。
押入れの中、クローゼットの奥、玄関収納の棚の中。
いらないものを追い出して、
空いたスペースに「防災備蓄コーナー」を作りましょう。
🎒備蓄について🎒
どんなアイテムが必要?、どのくらいの量を持てばいいのか?どのようにして使うか?
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明日は防災の日。
ご家族でぜひ話し合ってみてくださいね。