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2024.08.27【家族が入院】その時、母ができること。

 

1週間前から21歳の長男が

扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうしょう)という

扁桃腺周辺に膿が溜まる病気にかかり、

入院していましたが、本日無事に退院しました。

 

遡ること2週間前ほど前、風邪をこじらせたような症状が続き、

微熱が続きやり過ごしていたのですが、その後、体調が悪くなり、

内科のかかりつけ医から近所の耳鼻科への転医、すぐに大きな病院を紹介され、

そこで膿を出す手術後、即入院。入院中は経過観察などの治療と消毒。

当時は食事や水さえ喉を通らなかった息子が、今ではいつも通りの元気な姿に。

 

来院の際、運良く私が付き添いしたのが良かった。

近所の耳鼻科にて

「転院、入院もありうる」と聞いた時には「まさか?!」でしたが、

21歳と成人ですが、とにかく子供を。とだけ思っていたので、

母、後から付いてくる子供を振り返りながら、方々に走り回る。

 

入院時に必要なものを揃えて病院と家との2往復。

自身、ペーパードライバーなので、電車とバスと乗り継ぎ。

「あれとこれを買って」「息子にLINEで何が欲しいか」を聞きながら、

バスの時間に間に合うように何分までにすませ、

他には必要書類を出して、面会時間は何時まで?うちの夜ご飯どうしよ。

それからそれから。。と、頭をフル回転。

 

今回、長男が入院という事になりましたが

次男、三男、主人も過去に入院歴あり。

末っ子長女はありませんが、骨折で通院歴あり。

私は、というと4回の出産のため入院したくらい。健康体です。

 

 

家族が入院した時あなたはどうする?

子供(夫)、家族がいればこう言ったハプニングも致し方ない。

と割り切るしかないのです。

病気(や怪我)はお医者さまははじめ、病院のスタッフにお任せするしかない。のですが。

母が家族のためにできること。

 

 

【1 病気を受け入れる】

もう、これはどうしようもない。

「ほれみろ!不摂生が祟ったんだ!」など嫌味の一つでも言いたくなる

「私が見ていなかったばかりに」と自分を責めたりもしたくなるけれど

それは違う。

現状を「静かに」「何も言わず」受け入れます

 

【2 カラ元気な母になる】

一番落ち込んでいるのは、入院した当人。

そのため、一緒にいる母(私)はとにかく明るく、振る舞う。

振る舞う」のです。落ち込んでいる暇はありません。

診察の際「入院になりそうですが大丈夫でしょうか?」と聞かれ

私「はい!覚悟しています」と、にこやかに元気に答えました。

 

【3 病人のフォローをする】

病気によって、病院内での食事などの制限もありますが

長男の時には、看護師さんからの「おやつ」許可をいただいていたので

毎日仕事帰りに、長男へジュース類と甘いものを持っていきました。

21歳、親元を半年後に離れ社会人になる予定の長男。

普段は家にいてもあまり話すこともなく、コミュニュケーションも希薄。

入院というきっかけで、少しコミュニュケーションも増えたような。

親としての最後の役目としてなのかな。という気がします。

 

 

 

文字通り、無我夢中でかけ抜けた1週間。

運が良かったと自分に言い聞かせたのは

夏休みで他の子供達がゆっくり自宅で過ごすことが多かったので、家の中が慌ただしくなかった。のと長男が無事に退院できたこと。退院前日にそれまで行くことができなかった主人と一緒にお見舞いができたこと。

 

悪いことばかり考えてもしょうがない。

どん底の時こそ踏ん張る。

私が強くならなきゃ誰が強くなる。