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2024.07.23だから家族が協力してくれない【円満片付けのコツ3選】

 

顔を合わせ、口を開けば喧嘩ばかり。

気になっているけれど、言えずに不満が溜まる。

私さえ頑張れば皆がついてきてくれるはず。でもうまくいかない。

 

そんな片付けのお悩みありませんか?

 

片付けに伺うお客様の多くは、このようなお悩みを抱えていらっしゃいます。

「家族が片づけてくれない」

実際の片付けそのものよりも

悩みは根深く、改善するには少々時間がかかりそう。

 

毎日のこと、他人の領域、疲弊する私。

 

金内がこう言った記事をアップしてもなかなか実行に移せない。

そんな方もいらっしゃるでしょう。

 

今回は「くどくど」「根性論」「理想論」掲げることを避け、

実際にあった失敗・経験談を踏まえ

出来るだけ簡潔にお伝えしたいと思います。

 

①「独りよがり収納」はやめる

無印良品のパッケージで生活感を隠す収納。

美しく整然とされて収納を開けるたびにうっとり。

実際にキッチンで

例の如く収納ケースに入れ替えたラップを使った主人の一言。

「これ、使いづらいんだよね。いつもラップが使っている途中で切れてイライラする。買ったままのパッケージにして」

確かに。その通り。さらにはそれを聞いていた次男までもが激しく同意。

立つ瀬がありません。それをきっかけに

素直に聞く。出来ることは即実行。

私だけでなく皆が暮らしやすくなるために。

 

 

②「許し」のスペースはある?

購入した家電の空き箱、返品する時のために取って置きたい主人。

そんな箱がたくさんあります。

流石に大型のものは処分していますが、小型のスマホやゲーム機の箱は

ひとまとめにして納戸の一角に「空き箱スペース」を作っておいてあります。

そんなものは捨てちまえ!と言いたいところ?ですが、

彼にとって大事にしたいものを、こちらの想いだけで捨てることはしません。

ただ、溢れたら量を見直すように促すのは、片付けが苦手な主人に代わって私の役目だと自負しています。

「許す」というと、随分上から目線のような感じがしますが

これもお互い様だと思って、片付け以外でも主人が私に許してくれるシーンもたくさんあるでしょう。

妥協(許し)あって夫婦はやっと成立します。

 

 

③片付けの「イニシアチブ」を握る

我が家の子供は21、19、15、11歳です。

自分たちのスペース(部屋)を持ち、それぞれ管理しています。

床にバッグの中身を広げてそのまま外出する子もいます。

友人が来たら狭いスペースに折りたたみテーブルを広げて宿題をしたりジュースを飲むことをしています。

机の上は物置化されて、いつ勉強するの?!って子もいます。

基本、ほっといています。

ただ、毎日、夕食後風呂に入っているタイミングに私が掃除機をかけるので

それまでに折りたたみテーブルは畳んでもらうようにし、

床に広がったPCやテキストは机の上にドサっと置き、

溢れた物でいっぱいの物置化された机はそのまま、です。

(掃除機には関係ないからね)

 

家事に関しては私がやることを優先して、できる限りのことをやるだけ。

子どもに「片付けしなさい」なんて言葉はいらない。

片付けできなくて本人たちが困ること、ってあるかしら?

困らないから「片付けない」のだと思う。

もしかしたらある程度、困る経験も必要かもね。

今回、私が掃除機をかけるので、床スペースの話になりましたが。

 

子供が小さいうちは一緒に片付けを。

徐々に手を離して、目は離さずに見守る。時に協力要請を。

そんな距離感が、いいのではないでしょうか。