「モノが捨てられないのですが、それでもスッキリさせる方法はありますか?」
半ば諦めたように「捨てればスッキリするんだけどね」とワンセットのようにおっしゃっている方によく出会います。それでも捨てられない。とも。
結論から申し上げます。
ある程度、捨てずに「一時的に」見た目を美しくすることは可能です。
ただそれはあくまで「一時的」であって、すぐに元の木阿弥。崩れます。
簡単ですが、見た目を美しくする方法、からご紹介。
カウンター上、テーブルの上、床でも。ありとあらゆる、「平面」を見てみて。
【1 わかりやすい「ゴミ」から着手】
丸めたティシュー、飲み干したペットボトル、日程超過した行事のお知らせプリント。などなど。
明らかに「ゴミ」というモノをゴミ箱に捨てて。
【2 それでも捨てられない?だったら然るべき場所を作り、入れる】
ティッシューは捨てられても、ペットボトルは工作で使うかも?だったら工作するためのボックスを用意して入れて。もし溢れたら本当に持つべきかどうか、子どもが一回で使う量に対するペットボトルの購入頻度、まで、考えて。
プリントが思い出?だったらどんな形でもいい、ファイルなりして。もし溜まって困ったら“眺めるため”に持っている?“いいお母さんでありたい”から持っていたい?かどうか、自分に問うてみて。
【3 カテゴリー別に分ける】
カウンターの上、テーブルの上、床の上、必要なものだけになったはず。
カテゴリーに分けましょう。これだけ。分け方のコツは「お店」。
薬屋さんにあるもの、本屋さんにあるもの、電気屋さんにあるもの。などなど。
それぞれのカテゴリーを“機械的に”分けて。家にあるお菓子の箱でもなんでもいい。まとめます。
箱を「まっすぐ」を意識して揃えて。
以上です。これは「捨てられないお客様宅」でも、収納グッズ・コスト0でやっていることです。
確実に整うはず、、ですが。
ここで言いたい、大事なことが一つだけ。元の木阿弥にならないように。
【2】でも少し触れたように
「必要なモノを見極めること」
整理すること。
これを「日々行う」ことで、冒頭でもお伝えしたように、スッキリした日常が手に入ります。
ご自分にとって「必要なものかどうかを決めていく作業」は日頃の訓練によって身についていきます。
捨てることを躊躇、放置していたら、当然溜まってきます。
「捨てるかどうか」ではなく
「必要かどうか」「これは自分にとってどうか?」と、判断力を鍛えていくのです。
毎日の繰り返し。
できない日もあります。ですが意識するかどうかで、各段に日常は変わります。
具体的には
家だけでなく、ご自身の
言葉の選び方、仕事・家事の取り組み方、立ち居振る舞い・姿勢などが変わるはず。
ぱっと見、綺麗だけじゃ、確実にボロは出ます。
だから長い目で無理なく。できることを。